WATERPROOFING WORK

防水工事

WATERPROOFING
防水工事について

防水工事の必要性

防水工事の必要性

コンクリートはアルカリ性なのですが、空気や水と反応して中性化してしまいます。
そうなると骨抜きになったようにボロボロのコンクリートになり、建物の強度自体も弱くなってしまいます。
悪くすると強度を保っている「鉄筋」にまで悪影響を及ぼします。
一度中性化したら最後、強度を維持する事は困難になります。
PC造の建物は特に入念なチェックが必要とされます。
中性化防止の塗料を塗る、屋上や外壁の防水状態を見る等の診断とメンテナンスは欠かせないものです。そしてそれこそが耐震問題解決の一つともなります。

TYPE
防水工事の種類

防水工事は種類も多く工法も様々ですが、光メンテナンス株式会社では「すべての工法に対応」しており、
お客様の建物の状況や、症状などに合わせて最適な工事のご提案を致します。
他社様でお断りされた場合でもお気軽にご相談くださいませ。

防水工事の種類
  • 地下防水
  • アスファルト防水層
  • 合成ゴム系及び合成樹脂系防水層
  • 塗膜系防水層
  • セメント系防水層
  • 匂配屋根用葺き

アスファルト防水層

アスファルト防水層

アスファルト防水とは

アスファルト防水は、日本古くから施工されており、最も施工実績の古い防水工法である。新築では主に、防水作業場(屋根等)で溶融釜にて260℃程度に溶融したアスファルトを撒いて、シートを張りつけ、その作業を3層~4層程度積層する事で丈夫な防水層を形 成する工法が「熱アスファルト防水工法」。それに対し、ビルやマンションの改修工事では、熱アスファルト防水を行うと、溶融時に煙や匂いが発生し、テナントや居住者の方に不安感を与える事が多い為、釜にて溶融せずに、自着層付き接着にて施工する「常温工法」や接着面をバーナーにて炙り、溶けでたアスファルトで接着する「トーチ工法」が用いられることが多い。常温工法やトーチ工法では、アスファルトシート自体にゴム(SBS樹脂)やプラスチック(APP樹脂)を混ぜ、シートの厚みも4㎜程度へと厚くする事で、単層(1枚)~2層程度で施工される。この種のシートは「改質アスファルトシート」と呼ばれる。

冷工法

アスファルト防水の冷工法とは、ゴムアスファルト粘着層をコーティングしたアスファルトシートを張り重ね、積層していく工法のことをいいます。主に屋根の下葺材や地下外壁防水などで使用されることが多いです。
煙や臭いなどの発生が抑えられたり、大掛かりな機器を必要とせず施工できるため、狭小地や一般的な改修工事などで採用されています。

熱工法

アスファルト防水の熱工法とは、アスファルトを溶融し、接着剤としてストレッチルーフィングやアスファルトルーフィングを張り合わせて防水層を作る工法のことをいいます。熱工法は日本で最古の防水工法と言われており、今も多くの建物防水で採用されています。

塗膜系防水層

塗膜系防水層

塗膜系防水(ウレタン防水)

ウレタンゴム系塗膜防水(以下:ウレタン防水)は、液体状のウレタン樹脂を塗り広げて、塗布した材料が硬化すると、ゴム状で弾力があり、継ぎ目の無いシームレスな塗膜防水層が形成された防水です。下地にプライマー(接着材)塗布後、直接接着させる「密着工法」や、密着工法に補強用としてガラスクロスを敷き込む工法。通気性の高い通気緩衝シートを張り、その上からウレタン防水を塗る事で、下地からの膨れや下地の動きを緩衝する「通気緩衝工法」が主にあります。軽歩行が可能な為、屋上やバルコニーをはじめ、架台などの多い複雑な形状の屋根にも適しております。

通気緩衝工法

ウレタン防水の通気緩衝工法とは、通気性の高い通気緩衝シートを張り、その上からウレタン防水材を施工する工法のことをいいます。通気性を高くすることで、膨れや下地の挙動を防止し、防水層を守ります。歩行が可能なため、ベランダや屋上、廊下、バルコニーなど、様々な場所に施工が可能です。

密着工法

ウレタン防水の密着工法とは、ウレタン防水材と補強布を所定の厚さに仕上げる工法です。下地と防水層を完全に密着させる工法で、コストパフォーマンスが高く、工期を短くすることが可能です。ひとつひとつの工程に気を配って作業をしないと、膨れや亀裂などのトラブルが発生する可能性が高くなります。
重歩行が可能なので、ベランダや屋上、廊下、バルコニー、あらゆる場所に施工が可能です。

合成ゴム系及び合成樹脂系防水層

合成ゴム系及び合成樹脂系防水層

合成ゴム系及び合成樹脂系防水(塩ビシート防水)

塩化ビニール樹脂と補強繊維にて積層されたシートを塩ビシート防水と呼びます。塩ビシートはシート表面に多様な≪柄≫がプリントされており、色のバリエーションが豊富です。塗膜系防水と同様に「密着工法」や下地処理を最小限に留め、工期短縮ができる「機械固定工法」が多く、≪柄≫も豊富なことから、防水の他、開放廊下や階段の防滑シートとしても多様に施工されています。

密着工法

塩ビシート防水の密着工法とは、塩化ビニル樹脂をはじめとする材料で補強繊維を作成し、塩ビシートとして成型します。
出来た塩ビシートを接着剤で下地に固定する工法です。メリットとしては、工期が短かったり、軽歩行が可能、大掛かりな施工器具を必要としないなどが挙げられます。戸建住宅や比較的面積の小さい屋上などで多く施工されています。

機械固定工法

塩ビシート防水の機械固定工法とは、塩化ビニル樹脂などの材料で補強繊維を作成し、塩ビシートとして成型後に塩ビ銅板とビスを利用し固定する工法です。塩ビシートと下地を溶融し一体化でき、工期が短く、意匠性に優れています。
改修工事では下地の補修費が軽減できたり、断熱仕様が可能などのメリットがありますが、施工の際は振動や騒音を発するため、強度が求められます。
歩行には適さないです。 工期の短い建物や改修工事で多く採用されています。

その他

セメント系防水層

セメント系防水層

防水の目的は屋根のみに留まらず、雨水を溜めるピットや地下の外壁等にも施工する場合があります。ピットには耐薬品性が求められたり、地下では耐バクテリア等の目的があります。

匂配屋根用葺き

匂配屋根用葺き

一般的に雨水は屋根に溜まるため防水は必要ですが、壁は重力により下に流れる為に開口部や打継部を除き、防水は施されません。斜壁はどうでしょうか?風向きにより壁にも雨水が滞留する為に、斜壁は防水必要部位になります。斜壁は外部不特定多数の方より見られる場所の為に、防水効果の他、見た目の良さも必要となります。天然石を散布した「アスファルトシングル葺き」が立体感もあり、定評です。

ジェットスプレー工法

ジェットスプレー工法とは、超高速硬化型のポリウレタン樹脂を用いた完全密着コーティング吹付システムです。 コンクリート構造物をはじめ、工場の床面、屋上、駐車場、橋脚面、タンク、プールなどの平面はもちろんのこと、従来困難とされてきた垂直面、円形、天井面や複雑な形状をした構造物への完全密着施工が可能な工法です。従来の工法では、防水材の硬化に時間がかかり、脱気シートや脱気筒の処理に非常に多くの時間がとられ、また、ハケやローラー塗りのため、大きな面積を施工する場合には多くの人員を必要としました。ジェットスプレー工法は、防水材の硬化が早いため、最低限の作業人数で施工が可能です。また、このマシンによって作り出される「呼吸性ウレタン」の高性能は脱気シートや脱気筒を不要とし、防水層が全面下地と密着している「完全密着」となり、防水性能及び躯体強化に対する効果も驚くほど高くなります。

QUESTION
よくあるご質問

防水工事っていつやればいいの?

一般的に建築から5~10年が目安とされています。
実際に建物を建てた場所により、変化しますので目視可能であれば、ひび割れやおかしな膨らみが出来ていたりしたらご相談下さい。
屋上など目視不可能な場合は、調査に伺いますのでお気軽にご相談下さい。

防水の寿命を延ばす方法はないの?

屋外ですと風雨にさらされ、また太陽の紫外線を浴びてしまう為、塗膜を長期間に渡りそのまま維持することは難しいので、ダメになってしまう前に定期的な保護塗料を塗り替えし、管理していく事が長持ちさせるうえで重要になります。

防水で一番優れているのはなに?

建物下地の種類等により、どの防水がベストで優れているのかは言えませんが、ウレタン塗膜防水が多く利用されています。
塩ビシート防水やアスファルト防水、FRP防水など、様々な工法はありますが、建物が何で作られているか、下地の種類などを加味し、トータル的なコストを考えバランスの良いものを選び当社でお見積りと合わせ、ご提案をさせて頂きます。

光メンテナンス株式会社

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